■プレゼント Nattaちゃん復活
2005年06月

ある日

私の電話が鳴りました

ハマ「ハロー」
Natta「ハロー、ハマ、今バンコクに遊びに来てるよ」

自由人Nattaちゃんからの電話です。
この数週間ですっかり元気になりました。
彼女は田舎で、新しい会社に入ったようです。

ハマ「バンコクにいるんだ、時間があったら会いたいね。」
Natta「ハマ、今どこにいるの?」
ハマ「レモンといっしょに家にいるよ」
Natta「ヒマ?」
ハマ「うん、ヒマだけど」
Natta「オンヌット(駅名)に来れる?」
ハマ「ちょっと待って・・・今何時だっけ?」
Natta「3時30分、30分で来れるよね」
ハマ「う〜ん、急げば何とか」
Natta「4時にオンヌットね、プレゼントあるから」
ハマ「プレゼント?ちょっと待って、4時30分じゃ・・・」

電話切れてる・・・

たしかに急げば30分で行けます。
しかし・・・

今、私の目の前には柔軟剤につかったままの洗濯物が・・・

放置決定!!

大急ぎで着替えます

そして、また問題発生!

シャツにアイロンかけてない・・・

タイ人はみんなパリパリにアイロンをかけます。
ジーパンにだってアイロンかけます!
アイロンをシッカリする事が当たり前なんです!
シワシワのシャツで外なんか歩けません!

私はコンビニに水を買いに行く時だってパリパリです!

選択肢は二つ
シワシワの服を着て行き怒られる
・アイロンをかけて遅刻し怒られる

もちろんアイロンを選びました・・・

アイロンの温度はいつもより高め!
ものすごい勢いでアイロンをかけます、
吹き付けるアイロンのり!
立ち上がる湯気!

シャツはパリパリに仕上がりました。

荷物を持ち家を飛び出します!

駅までダッシュ!
タイムを計っていたらきっと自己新記録が出ていた事でしょう。

地下鉄に乗りやっと一息、体中から汗が吹き出しています・・・

そして乗り換え

BTSモノレールに向かってまたダッシュ!

電車に乗り後は目的地に着くだけです。
約束の時間に何とか間に合います。


そして、約束の駅に着きました。

はて、彼女の姿が見当たりません?
こうゆう時は電話をしましょう・・・

何度か電話をしてやっとつながりました、

ハマ「駅着いたよ、今どこにいるの?」
Natta「駅の中」

改札口出ちゃいました・・・

切符を買い、もう一度駅の中に入ります。
Nattaちゃんがいました!

たくさんの荷物を持って、まるで旅行者です。

あっ・・・実際に旅行者か・・・な?

ハマ「ひさしぶり」
Natta「さっき駅の中で見かけたのに」

だったら声かけてください・・・

Natta「はい、これプレゼント」
ハマ「ありがとう!」
Natta「見てみて」
ハマ「なにかな?(ワクワク)」

ずっしりと重い袋を開け中を見ます
彼女からもらった袋の中には!

ペレットがいっぱい

ハマ「・・・レモンにプレゼント?」
Natta「ホントは5キロ買おうと思ったんだけど、重いから3キロ買ったんだ」
ハマ「・・・ありがとう」
Natta「気にしなくて良いよ」

彼女はまだ袋をいくつも持ってます。
きっと、私へのプレゼントは最後に出すつもりでしょう


Natta「ご飯食べた?」
ハマ「まだ(うそ)、何か食べに行く?」
Natta「でも、これから友達と会うから」
ハマ「そう、残念だね
Natta「ごめんね」
ハマ大丈夫だよ、今度いっしょに食べに行こうね」

インスタントラーメンとスイカを食べて来て
実は満腹という真実を隠し

やさしく答えます。

そこに、電車が来ました

ハマ「これに乗る?」
Natta「うん」

すかさず荷物を持ってあげます。

この荷物のどれが私へのプレゼントなのでしょう

そして、二人は電車に乗ります



やがて、電車は私が降りる駅に近づきました。

Natta「今日はありがとうね」
ハマ「こちらこそ、ペレットありがとう」

で、プレゼントは・・・

Natta「次の駅で降りるんだよね」
ハマ「う〜ん、いっしょに遊びに行っちゃだめかな?
Nattaダメ!女同士でプールで遊ぶんだから!!

ぜひとも行きたいです!!

Natta「ほら、駅着いたよ」
ハマ「はぁ・・・」
Natta「じゃあ、また連絡するね」
ハマ「うん、またね・・・」

こうして、私はプレゼントをもらわないまま席を立ちました・・・



Natta「ハマ!」

待ってましたぁー♪

Natta汗のにおい臭いよ

ごめんなさい・・・


帰ってこの服も洗濯します・・・





レモン、ペレットと記念撮影

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