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■うさんぽ 戦場にかける橋
2006年4月29日(土)

カンチャナブリ県



列車はどんどん走ります。

私はそんな列車の中で


少し重いでふ


ニンジンをカービング(彫刻)して遊んでいると、
まわりの人々から、きっと仕事はコックさんだ、と思い込まれていました。

-09:50-

列車のスピードがだんだんと落ち、
クウェー川鉄橋の手前で停りました、

映画、戦場にかける橋で有名なこの橋
今ではすっかり観光地となっていますが、
第二次世界大戦中、日本軍がビルマへ侵攻するために作った「泰麺鉄道」の一部です、

全長約415キロメートルのこの泰麺鉄道、
戦前、この建設には最低5年かかると言われていたのですが、
日本軍の突貫工事で1943年(昭和18年)12月25日、15ヶ月余りで開通、
そのため、連合軍捕虜や現地労働者等、多くの人が犠牲となりました。



悲しい過去があるんでふね


そんな橋も、今ではすっかり観光地となり、列車が来ない間は鉄橋の上を歩いて渡れたりします。
不意に列車が来た時のために、安全な避難箇所も作られています。


レモンも歩いてみたでふ


これが線路でふね


でも場所は鉄橋、芝生の広場とは違います。
真下には川、落っこちたら大変です。
レモンさん、すぐにダッコされました。


落とさないでくだはいね


観光地の鉄橋に白ウサギ、ものすごく注目を浴び
橋の上でもすっかり人気者になったレモンさん、


抱っこでふ


撮られてる気がするでふ


しかし残念ながら出発の時間が迫っています。
そろそろ戻る事にしましょう。

列車へ戻る途中、駅の片隅に展示されている機関車が目に止まりました。


この機関車は……何でふか?


C56型蒸気機関車
戦時中に日本軍が使用し、
退却の際に置き去られた機関車


だそうです。

- 10:25 -

動き出した列車はゆっくりと橋を渡り、
いよいよ目的地のナムトック(滝)へ向かいます。


ナムトック行きでふ

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